ようこそ「日本食育チャンネル」へ!!
当ブログでは、
””「日本人」の心と身体を「食」で健康にしていこう!!””
をテーマにしています。
さて、今回は日本人の健康害悪4代破壊神の一角である「小麦」をご紹介します。
近年、小麦が原因で大半の日本人は病気になっています。
しかし、世間的に小麦が原因とはほぼ認知されていません。
ほとんどの人が小麦の毒性を知らずに小麦製品を食しているわけです。
別に小麦を食べるなとは言いませんが、その毒性を分かった上で食べてほしいものです。
小麦の毒性
小麦の毒性の正体は「グルテン」です。
グルテンは小麦粉に水を加えこねることで作られる”粘りが強いタンパク質”です。
(グルテニン+グリアジン=グルテン)
日本人はグルテンの消化が苦手な民族です。
そのため、消化不良を起こしたグルテンが小腸に蓄積され炎症を起こします。
グルテンは免疫撹乱物質であり、その撹乱作用により”白血球”が”がん細胞”と誤認して”正常な細胞”まで攻撃してしまいます。
これが小麦を食べることによって身体の中で起こる不都合です。
グルテン生成に必要な成分は、グルテニンとグリアジンです。
穀物の中で唯一小麦だけがこの2つの成分を両方もっているため単独でグルテンが生まれてしまいます。
グルテンによる身体の異常
グルテンの免疫撹乱作用(がん細胞と正常な細胞の識別が出来なくなる)により”白血球”が”がん細胞”と誤認して”正常な細胞”まで攻撃してしまいます。
人の身体は1日約5000個のがん細胞を誤って作り出すと言われていますが、これらのがん細胞を殺す役割を果たすのが白血球が出すTNF-α(腫瘍壊死因子)です。このTNF-αにより5000個のがん細胞が死滅するため発がんには至りません。
しかしこのTNF-αによる攻撃が正常な細胞攻撃するとどうなるでしょうか。
誤って皮膚を攻撃すると「アトピー」になります。
誤って鼻の粘膜を攻撃すると「アレルギー性鼻炎」になります。
花粉症もこれにあたります。
誤って神経を攻撃すると「パーキンソン」になります。
誤って筋肉を攻撃すると「線維筋痛症」になります。
誤って膵臓(すいぞう)を攻撃すると「一型糖尿病」になります。
誤って唾液腺を攻撃すると「シェーグレン症候群」になります。
きっと他にもたくさんあります。
グルテンの蓄積量に応じて免疫撹乱が悪化するため、当然これらの症状も悪化します。
そしてこれらの症状が悪化するということは”がん細胞”への攻撃頻度が低下するということです。
がん細胞の増加量 > がん細胞の死滅量
になるとがん細胞が増加していき、増殖スピードが増えていずれ”発がん”します。
筆者の場合、誤って口内を攻撃されて「口内炎」になっていたと思います。
筆者は年間の約1/2~3/4くらいの期間、口内炎で苦しんでいました。
しかし、小麦(グルテン)の摂取量を1/10以下に減らして2カ月かからないくらいで口内炎が消え、そこから数年たちますが一度も口内炎が出ていません。
栄養バランスはとれており不足もしていなかったので、私の口内炎の原因は恐らく小麦(グルテン)でした。
日本人のグルテン耐性が低い理由
なぜ日本人のグルテン耐性は低いのでしょうか。
それは日本人は戦前までほとんど小麦を食べてこなかったからです。
小麦は寒冷で雨がほとんど降らない土地で生息するため、四季があり雨が多い日本では育ちません。
つまり、常食できるほど小麦は採れなかったわけです。
小麦を常食してこなかったということは、グルテンの毒性を体験してこなかったということです。
グルテン耐性の有無は生存に全く影響しなかったため、耐性が低い人が死に絶えて耐性の高い人だけが生き残っていくという洗礼を受けずにすみました。
つまり、日本人はグルテン耐性を持っていない人が大量にいるということです。
だから戦後の食糧転換政策による急激な小麦の常食化に対応できずに日本人の健康が損なわれているのです。
なぜ日本人は小麦を食べるようになったのか
結論からいうと大東亜戦争(第二次世界大戦)に敗戦して不平等条約を結ばされたからです。
敗戦国が不遇な扱いを受けることは世界の歴史を見ても普通のことで現在の日本もその状態です。
終戦後、「アメリカの余剰農産物処理政策」を兼ねた「飢餓対策」により日本への食料支援品として小麦が大量に持ち込まれました。これにより戦後の飢餓を凌げた一方、アメリカの市場開拓先として安定的に余剰農産物の輸出先とするために食料転換政策が行われました。
具体的には米を主食とする日本人に小麦を主食に変えさせる(消費させる)ために、日本政府と共謀して学校給食で子供達に”パンを食べさせて習慣化させる”ことで小麦のシェア率の上昇を図りました。
また、小麦の消費量を上げるため米の存在が邪魔であるため減反政策も進められました。
そして「米のネガティブキャンペーン」と「小麦のイメージアップ政策」を織り交ぜて小麦の常食化に成功させました。
小麦は米に比べて安価でグルテンの粘性により造形が容易であるため、パンや正麺、ケーキ、お菓子、唐揚げ、てんぷら、たこ焼き、お好み焼きなど多種多用な料理が生み出され、皮肉にも日本人の努力により庶民の生活に定着しました。
これがざっくりとした日本人が小麦を食べるようになった経緯です。
小麦を止めると病気は治るのか
小麦(グルテン)は、免疫撹乱による”免疫異常による病気”を引き起こします。
逆に病気の原因である小麦(グルテン)を止めることで免疫異常による病気の悪化を止めります。
病気が治るかどうかは”細胞修復能力”しだいです。
「免疫異常による細胞へのダメージ」<「細胞修復能力による細胞の修復」
の状態を維持することで病気は治る方向へ進みます。
どれくらいで症状が消えたり軽減するかは個人差(グルテン耐性レベルによる)があります。
日本人の場合、”グルテンが体外へ排泄されるまでに約3カ月”かかります。
グルテン耐性レベルが低い人は少しのグルテンでも症状が出るため、小麦(グルテン)を完全に絶ってから約3カ月で体内のグルテンがゼロになり症状が改善する方向へ進みます。
つまり、グルテン耐性レベルが低い人は3カ月以上小麦(グルテン)を絶って初めて症状が改善し始めます。
グルテン耐性レベルが高くなるにつれて、「短い期間」&「グルテン量の調整」で症状が回復に向かいます。
一度でも症状が発症して修復不能なダメージを受けた細胞があると、グルテン耐性レベルも大きく下がってしまいます。症状が出た人は発症前と比べてグルテン耐性レベルが下がっていると思っておいた方が無難でしょう。
グルテン耐性レベルは今のところ正確に調べる方法がありません。
発症して初めて自分の耐性レベルがこれくらいなんだと分かります。
しかも一度発症してしまうと耐性レベルが下がって2回目の発症は1回目よりも少ない量で発症します。
まとめ
日本人にとって小麦(グルテン)は毒です。
グルテン耐性レベルが高くて未だに症状が出ていない人も油断は禁物です。
花粉症やアレルギー、アトピーなどを発症している人や予防したい人は、まずは3カ月小麦を減らしてみてください。
どれくらい減らせば良いかについては、「グルテン耐性レベル」の表の考え方を参考に大いなる覚悟をもって自分で決めて実行してください。
ダラダラと境界線を探るよりもキッパリと摂取量ゼロを目指すことを推奨します。
筆者の言い訳
小麦の毒性を深堀とはいったものの、結構要約してコンパクトに抑えたました。
より細かく専門的な視点で知りたい人には物足りないと思いますが、深堀レベル1という感じで納得してください。
深堀レベルを上げて且つ分かり易さも担保しようとすると画像やグラフ等の資料作りが大変なのです。
まずは深堀レベル1の記事を一通り書いてからレベル2、3って感じで記事にしていきたいと考えております。
ご視聴ありがとうございました。
では、また別の記事でお会いしましょう。