ようこそ「日本食育チャンネル」へ!!
当ブログでは、
””「日本人」の心と身体を「食」で健康にしていこう!!””
をテーマにしています。
よく「専門家が〇〇と言ってるけど、あれ嘘を言っている。だって私の知り合いは皆△△で〇〇じゃないから」とか「専門家が〇〇って言ってるけど、これは信用できるよ。だって私の知り合いもみんな〇〇だから」みたいに「少数が〇〇だから大多数も〇〇だ」と誤認している方がいます。
というより私の少ない人生経験の中でみると、こういった人が大半です。
当ブログでは「身体が日本人」の人向けに記事を書いていますが、
記事を読み進める上で「民族差」と「個人差」というものを理解した上で読んでいただきたいです。
この記事はそれを理解したいただくために書いています。
他所でも役に立つ考え方なので是非とも閲覧してみてください。
民族差と個人差を理解せよ
さっそく「民族差」と「個人差」のお話しをしていきましょう。
↓のグラフを見てください。
このグラフは「民族差」と「個人差」を理解するためだけに作ったグラフです。
(※イメージし易くするために作ったグラフであるため設定数値は適当です)
日本人は米文化であり小麦を食してこなかったためグルテン耐性が強くありません。
逆にフランス人は小麦文化であるためグルテン耐性が強化されています。
上のグラフの赤の集団が日本人で緑の集団がフランス人です。
日本人の集団は全体的にグルテン耐性が低く
フランス人の集団は全体的にグルテン耐性が高いことが分かります。
これが「民族差」です。
日本人の中でも少数ではあるけれどもフランス人並みに高い人もいます。
フランス人の中でも少数ではあるけれども日本人波に低い人もいます。
これが「個人差」です。
だから同じ民族で同じものを食べても悪い症状が出る人もいれば出ない人もいます。
花粉症発症の考え方
日本人の1/2は花粉症と言われています。
花粉症は小麦(グルテン)の過剰摂取による生活習慣病です。
グルテンは腸内に蓄積すると免疫撹乱という困った特性があります。
免疫撹乱を起こすと腫瘍壊死因子(がん細胞を殺す免疫)が、がん細胞と誤認して正常な細胞を攻撃してしまいます。
・皮膚を攻撃すると「アトピー」
・神経を攻撃すると「パーキンソン」
・鼻の粘膜を攻撃すると「アレルギー性鼻炎」
・膵臓(すいぞう)を攻撃すると「一型糖尿病」
その他、部位や規模によってさまざまな病名があります。
グルテンはアレルギーの原因物質です。
↓のグラフを見てください。
このグラフは先ほどのグラフにグルテン摂取量別のアレルギー発症ラインを追加したものです。
※何度も言いますがこのグラフはイメージし易いようにテキトーに作ったものです。
考え方を理解するためのものであるため、数値をそのまま信用しないでください。
現在の日本人の小麦(グルテン)摂取量のラインが現在です。
アレルギー発症ラインは花粉症発症をイメージしています。
日本人のグルテン耐性レベルの中央値が45でアレルギー発症ラインとなっています。
もし貴方のグルテン耐性レベルが20であれば小麦(グルテン)の摂取量を今の10%以下にすることで花粉症が治るといった感じです。
もし貴方のグルテン耐性レベルが60であれば今の倍とっても花粉症にはなりません。
グルテンは身体から排出されるまでに約3カ月かかるため、実際に効果がでるまで3カ月はかかると考えておいた方が良いでしょう。
論文やデータの信憑性
世の中には健康に関する論文やデータは沢山あります。
さまざまなことを判断する時にこの論文やデータを根拠に世の中は動いています。
この論文の内容やデータの中身が間違っていたり信憑性が薄い場合、あまり効果が得られなかったり逆効果になることもあります。
データや論文を参考にする際、注目してほしいことがあります。
それは・・・そのデータや論文のサンプルデータの日本人の割合です。
世の論文やデータのサンプルはほとんどが白人です。
その理由は歴史的にセンシティブな分野であるためここでは取り上げません。
日本人は民族的に白人ではありません。食文化や環境が全然違います。
西洋医学やWHO、政府の判断の根拠となるデータは大半がサンプルの大半が白人のものを使っています。
白人のデータが日本人にそのまま当てはまらない事もよくあるので一般的に正しいと言われている情報も日本人にとっては正しくないかもしれないと頭の隅にでも置いておいてください。
まとめ
「民族差」と「個人差」の違いを理解して情報を読み解いてください。
当ブログは「民族差」レベルの内容です。「個人差」レベルで言うと標準よりも少し耐性が低い人向けの内容です。
実際に苦労するのは標準より耐性が低い人達ですからね~私も含めて。
筆者の言い訳
この手の話をするとどうしても回りくどくなってしまいます。
もっと分かり易くストレートに言いたい気持ちはありますが、それをすると攻撃されます。
まったく面倒な世の中ですね~やだやだ(>_<)
ご視聴ありがとうございました。
では、また別の記事でお会いしましょう。